ETRUSCAN BLACK WARE FRAGMENT
黒陶把手残欠
ETRUSCAN
エトルリア
ca. 7-6th century BCE
紀元前 7-6世紀頃
h: 11.0cm *include base
SOLD
猪を模した装飾部分。飛び出た目と前へ突き出た鼻。大きく開いた口には歯の表現もある精巧な作りで、口内には把手があります。背中側には波状の線刻や点刻が施され、丁寧に造られた様子が窺われます。
イタリア半島中部西側に存在したエトルリアでは、ギリシアやオリエント世界の影響を受け、こうした様式を持つ陶製品が作られました。
碗、或いは壺の縁に同型の把手が2-4つほど着いていたうちの1つでしょうか。猪の耳は片方が欠損。
日本で作られたと思われる専用の樹脂製の台座。日本で作られた時代箱に収まります。
photo. Shizuka Suzuki